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from 99/5/29
2001/1/11(木) 読売新聞にて「猫」の里子表記
2000/01/10 23:08
米大統領の愛猫、「和平交渉実らず」里子の危機
2001/01/11 読売新聞あて抗議のメールを送付
2000/08/15(火) 岡山県HPにて道路の「里親」
岡山県HPの平成12年度重点施策別予算のページに道路の「里親」表記
※【新規施策枠】 「おかやまアダプト」モデル事業費 6,000千円 ボランティア活動に意欲を持つ企業・地域住民を里親に認定し,県管理道路の清掃,緑化管理等を委託 |
ホームページ掲載事項へのお問い合わせページにて、道路の゛里親」を使わないよう、お願いを書き込む。
99年7月28日 STOP!犬猫「里親」 コーナーに対する反響で思うこと
犬猫「里親」に対する抗議のページには、賛否両論のメールをいただいています。人間は、他の動物の命を食べなければ生きていけない存在です。しかし、動物愛護も行きすきると、動物植物を食べることができなくなり、人間愛護を忘れ、本末転倒となります。
人間以外の他の動物の命を守る、動物愛護の精神は立派なものです。自分の子供のように、ペットを育てる方の気持ちもわかります。ただ、ペットに「里親」なる表現を使わないで欲しいとお願いしているだけです。
人間の子供のように大切に思っているのであれば、ペットの「親」と表現すればいいのであって、あえて、「里親」と表現する必要はないと思います。
私たち里親は、血縁の無い子どもを、必死の思いで育てています。ペットを育てるのとは訳が違います。人間の子どもを、この社会で生きていけるように、社会のためになるように、毎日懸命の思いで育てています。
里親だけではなく、里親家庭で育つ子どもが、ペットの「里親」なる表現を聞いたときに、どのような気持ちになるか、考えて欲しいと思います。
今、本人に里子であることを告げる真実告知が大切だといわれるようになりました。子どもには、真実を知る権利があり、産みの親のこと、自分が里親宅に来るようになったいきさつなどを話すことが多くなりました。
我が家でも、小学校に入るまでには真実告知を済ませたいと考えています。自分が里親家庭で育つことを、子どもなりに受け入れますが、自身が里子であることは、本人も、ずっと意識しているのではないでしょうか。調査結果でも、ほとんどの子どもが育ての親が「里親」であることを知っています。
その里親家庭で、実の親子以上に親子になろうとしている子どもたちにとって、犬猫の飼い主を「里親」と呼ばれることは、自分も犬猫と同じ立場かと、心に傷を負わせるものです。それでなくても、実親との別離のトラウマを抱えているのに、犬猫扱いをして、さらに心を傷つける行為ではないでしょうか。
私は、動物愛護に反対しているわけではありません。正しい日本語に戻して、「飼い主」と表現して欲しいとお願いしているだけです。
人間と動物と、命は平等であると反論される方がいます。そのような方にお聞きしたいです。
人間と動物を区別しないというのであれば、人間の男性を「牡」、人間の女性を「雌」と呼びますか?
人間を、1匹、2匹と数えますか?
人間と動物の子どもが海で溺れているときに、どちらを先に助けますか?
里親会などの抗議 (99/8/2更新)
99/5/29 東京都知事に対して、99/5/19読売新聞の都の犬猫の“里親”制度の質問状を送付。(回答期限6月中)
99/6/30 東京都より回答がありました。「犬猫の“里親”制度ではなく、犬猫の譲渡」「取材に際し不正確な表現があった可能性もありますので、あらためて職員への周知を徹底していきます。」「貴重なご意見として今後の参考とさせていただきます。」とあり、今後は誤解されるような取材対応は行わないと解釈し、了解しました。
東京都の皆様、丁寧な対応、ありがとうございました。<m(__)m>